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マーケティング会社マインズの情報発信ブログ「IMC探検隊」

2008-07-23

ユーザビリティ

IMCとは・・を探求するケンプチです。
今日は、ユーザビリティの話。社員のHさんからユーザビリティを学ぶには・・という
話があったので、自分の中でも少し整理。

■ユーザビリティとは?
国際規格のISO 9241-11では、「特定の利用状況において、特定の利用者によって、
ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、
利用者の満足度の度合い」と定義されている。

私にとって、ユーザビリティという言葉を聴くタイミングは
ウェブサイトの新規製作、もしくはリニューアルのタイミングがほとんど。

ほとんどが「使いやすいサイト」と同義の意味で会話が進められるのですが、
本来の意味から考えるとそれだけではなく、ユーザの目的を達成するための
ツールでしかなく、目的としては満足度を向上させるためのものだ。
ゆえに、サイトの目的が不明瞭だったり、サイトが誰向けの物なのかが不明確だと
ユーザビリティ以前の問題だったりする。
会社紹介、製品紹介を発信するのは当然で、結果としてユーザにどのような
価値を提供するか・・・満足してもらうか・・・が重要。

■手法について
ユーザビリティの改善をするためには、定量的手法(アンケート調査)と
定性的手法(ヒューリスティック評価、ユーザテスト)で調査され、
改善の糸口を掴み大幅なリニューアルへと進めるのが理想だが、
ユーザビリティへの予算が割かれることはあまり無く、大抵は、
関係者間での洞察により設計されることが殆ど。効果は正式な場合に
比べて劣るが、何もやらないよりははるかに高い効果を示すといわれている。

計測方法はいろいろあるのですが、もっとも簡易的に行われるのは、
関係者間で以下のような実験を行い、ユーザビリティ改善の糸口を見つけていく方法。


・サイトで達成するのにかかる時間(製品情報を理解する、資料を請求するなど)
・エラー率(思っていたのと異なる結果・行動をとった率)
・ユーザ満足度 (使っていて情報が探しやすいか・・などの満足度)
・情報理解度(このサイトで何が理解できそうか・・などの理解度)
・・など。

■ユーザビリティの学び方
サイトでユーザの目的を達成させて、満足度につなげるための手法が
ユーザビリティとすると、2つのことを考える必要があると思う。

1つ目は、Webサイトが事業戦略上、どのような役割があるかを理解すること。
サイトの目的、ターゲットへの価値が何なのか・・・
企業サイトの場合は事業価値が何で、どんな人がどのような心理で
どのような目的で訪問してくるのか・・・これを地道に考えること。
イコール、マーケティング戦略上、Webサイトはどのような役割を果たす
ものなのか・・を理解することと言い換えてもいいかもしれない。

2つ目は、人間について。人間行動学といったほうが正しいのかもしれない。
目的を達成させるために、色の配置や大きさが、情報検索をするのに人間の
視覚に影響を与え、脳が判断し、クリックする・・・当然人間の過去の行動に
基づき、クリックすべき・・すべきではない・・というのは瞬時に意思決定される
わけだが、このメカニズムを理解することが根本的に重要だと思う。

■ユーザビリティという話で思い出したこと・・・
シニア層向けに特化したユーザビリティを研究している方と話していたときのこと
たくさんのユーザビリティに関する本が出ているけれど、ほとんどウソ・・・。
信じてはいけない・・。ユーザビリティとは理解するのではなく、自分で体感しないと
その効果は分からない・・と。特にシニア向けの事業やサービスは絶対失敗する・・と」

自分の目で、ユーザがどう使うか・・を体感して納得することを繰り返すことが
ユーザビリティを理解するのに一番の近道・・だと感じたのを思い出したこのごろ。
ユーザビリティも結局は、顧客(ユーザ)を学び、理解することが重要・・ということですね。


by マインズ at 00:24
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