2009-12-27
2009年の振返り、2010年は何をすべきか。
ご無沙汰しておりました。 前田です。
2009年を振返って。
昨年の「リーマン・ショック」に端を発した世界同時不況。
日本の経済も大きく影響を受け、中国を除く多くの国では
2009年は経済的には苦しい1年でした。
2010年は経済回復の兆しが見えつつあるようですが、
このまま円高が続くと輸出に頼る日本は予測よりも
下ぶれすると言われています。
(参考)
2009年度経済成長率予想:世界銀行
中国: 7.2%、米国: -3.0%、日本: -6.8%、EU: -4.5%
2010年度経済成長率予想:アジア開発銀行、NABE、欧州委員会
中国: 6.6%、米国: +2.9%、日本: +1.3%、EU: +0.7%
このような、戦後最悪の経済不況の影響の中、
アメリカでは1月にオバマ新政権が発足し、日本は政権交代をした。
アメリカは中国重視の政策に転換し、日本もアジア重視の姿勢を打ち出した。
日本は、環境重視・国家主導の経済政策を実現しようと動き出している。
象徴的だったのは、エコポイント、定額給付金、高速道路値下げなど、
経済政策を支えるために、過去最大額の国債を発行し実現しようとしている。
日本の企業がおかれている状況としては、
海外からの供給サイド(エネルギーや、資源元)の力は強まり、
国内の労働力は数でも、資質という意味でも弱まっている。
国内市場の多くが成熟市場となり、消費者マインドの落ち込みも激しい。
このような状況の中、我々日本企業は2010年何をすべきだろうか。
「トヨタ営業要員、3割は新興国へ」「キリン・サントリー:経営統合」
これらニュースを通じてCEOは、「グローバル市場で勝負する決意」
を投資家だけではなく、日本人に伝えたのではないか。
ワンマーケットに― 2009年はその序章。
これから10年をかけて市場の統合は進むと思う。
2010年、中国のGDPは日本を抜き、世界2位になるといわれている。
2020年、中国のGDPはアメリカをも抜き世界一に、そんなニュースも
先日流れていましたが、日本はトップ10にすら入っていないといわれています。
日本は今後、どのように成長すべきか。何を目指すか?
GDPの最大化を追求し、経済大国の地位を維持するべきか?
それとも経済大国ではなく、環境立国、文化に根ざした国づくりをすべきか。
これからの10年、どう成長すべきか。
by マインズ at 03:20
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2009-06-17
介護業界の課題
前田です。
とあるきっかけで、老人ホームを運営していらっしゃる会社の
方からお話を伺いました。
いろいろ為になるお話しをしていただいたのですが、最も心に残ったのは
老人ホームで働く社員には、死生観が求められるようになる、という話。
今までは親の介護を子供がみる、という文化の流れだけれども、
少子化、独身層が増えてくると全員がそうもいかなくなってくる。
歳を取って、からだの調子が悪くなると、病院に入院して最後を迎えることが
多かった昔に比べ、今後は老人ホームで最後を希望する人が増えているという。
そうなると、老人ホームの現場で働くスタッフは、死生観が備わっていないと
家族からの質問などに対応できなくなってしまう・・・という話。
そのための教育はどうすればよいのか・・という課題。
介護は様々な課題を抱えている。
ボランティアでやる素晴しさはあるが、産業として成り立っていないと
そこで働く人が幸せになれない。
日本が抱える大きな問題だけれど、僕らの世代が解決していかないといけない。
by マインズ at 00:35
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2009-06-10
ほにゃらら戦略
久しぶりのブログ。
先日、政策研究大学院大学の橋本久義先生とお会いました。
元通産省の方で、その後20年間で3000社以上訪問し、研究を続けている方。
「日本の中小企業は世界最強」
「中小企業は日本のまごころ、世界の宝」と説かれる方。
先生の言葉で心に残った言葉 - 「私は、ほにゃらら戦略は嫌い。」
なぜなら、今まで会った中小企業のおやじは、
もがき苦み、地道に努力した結果、良い会社になった姿を見ている。
成長戦略、競争優位の戦略・・・・
戦略が重要ではないということではない。
戦略よりも重要な成功要因があることを忘れてはいけない、ということだ。
当たり前。
でも忘れてしまう。
振り返り、また一歩進めた気がした。
by マインズ at 01:24
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2009-04-19
岩瀬大輔氏のセミナー
デザインを探求するケンプチ@マエダです。
先日、ライフネット生命の岩瀬大輔氏のセミナーに行ってきました。
記憶に残った言葉
■計画された偶然性
キャリアは、目標となる仕事や天職を探すつづけるという考えではなく、
天職は存在しなくてその都度惹かれたものに全力で取り組むことが重要という考え。
■人生は鉄道で大陸を横断する旅のようなもの
結果ではなく過程を楽しめ、という意味。目的地に早く着く方法ばかり考えると、
次の目的地が見えてきて、何が成功か分からなくなる。
■インプットよりもアウトプット
情報は要らない。100の情報から1をアウトプットするのではなく、
20の情報から10をアウトプットするために、情報感受性を高める。
■IPOは永遠の生命を企業に吹き込むもの
IPOのイメージが変わりました。
■才能とは、切れるナイフのようなものではなく、1つのことをどれだけ続けられるか
これは将棋の羽生名人の言葉らしいです。努力の無い天才はいない・・ですね。
ついでに、SEV(サーチエンジンボランティア)という言葉を生み出し、
バナーを張って応援してくれる人を探しているとのことなので、協力。
by マインズ at 02:55
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2009-04-15
キックオフ!
最近はデザインを探求する、ケンプチ@前田です。
09年度キックオフ全体会議を行いました。
朝、8:30~、結構つらい・・。
全体発表の後に、チームの発表をしたのですが、うまく伝えられず。
眠さというより、自分の頭の中でまだ整理されてなかったからだろう。
自らのふがいなさを痛感するが、まだ成長の伸びしろは充分あるということとポジティブに考える。
朝会で宣言できなかったけれど、チームの皆には伝えたかったこと。
方針を決める際に考えたこと
・今は、100年に一度のチャンス。
・今は、昨年よりも皆力はついている。できるはず。
・自らを変える勇気を持つ。やり方を変えずに、成果が出ないと嘆いていないか?
自分たちはこんな行動を取っていたい、と思うこと
・好況企業を応援するだけではなく、逆境企業に追い風を与えるデザインをしよう。
・マインズじゃないとできない仕事。無くては困る仕事をしよう。
・憧れの会社にするための行動を取ろう。
・プライベートも、仕事も。ワクワクしていよう。
・成長の限界を自ら制限しないで、自分たちの可能性を信じよう。
まずは、思うことから。
行動は後からついてくる、と思う。
by マインズ at 01:16
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2009-03-31
多面的価値の統合
IMCを探求するケンプチ@前田です。
経営は複雑。複雑だからシンプルに考え・伝えないと意思決定に時間ばかりかかってしまう。
ただし、複雑系なので、局所療法的な治癒・改善は効果が薄い。
経営は多面的に物事を捉える力が必要、最近になってようやく実感できるようになった気がする。
遅いか・・(^^;)
例を挙げると、IT投資を行い、業務効率化が推進すべきなのか、
教育へ投資を行い、個人・組織の知識・スキルの向上をするべきなのか、
広告宣伝に投資を行い、新規顧客を開拓すべきなのか、
市場調査のためのマーケティングを行うべきなのか、
競合他社に対抗するための商品開発へと投資をすべきか・・
・・などなど上げれば切りがない。
そして、意思決定するための材料はすべてはそろわない。
足りない情報の中で意思決定をしなければいけない。
良く、情報が無いから分からない・・という声を聞くことはあるが、
それは自らが意思決定する力が無い・・・といっているように聞こえる。
情報が無いなら、仮説を立てて、持論を展開しないと話は進まない。
我々のコアサービス=プロモーションの企画提案というサービスにおいては、
クライアントの事業全体を知る必要はそこまで無いかもしれないけれど、
自分たちが提案するプロモーションなりデザインが、どのような意思決定の元に
投資・実行されることになったか、は知っておくことには意味がある。
たとえば、競合他社の新サービス登場や新価格に対抗するための、キャンペーン企画なのか?
たとえば、目標達成のための、短期的な売上を獲得するためのキャンペーン企画なのか?
たとえば、特定エリアをテストマーケティング的に攻めた場合のキャンペーン企画なのか?
それぞれ、成果として求められることは違う。
担当者の方がそこに配慮した企画・ディレクションを行ってくれる方ばかりではないため、
我々もどんな状況にも対応できる視野の広さを身につける必要があると思う。
by マインズ at 00:04
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2009-03-21
学ぶということに、遅すぎるということは無い
IMCを探求する前田@ケンプチです。
学ぶということに、遅すぎるということは無い-
そんなことを言っていた方がいると思いますが、
私も大学院(グロービス 経営専攻)に通うことにしました。
理由としては、デザイン・Webフィールドについては独学で経験を積んできましたが、それらを経営に活かしたいと思ったのがきっかけ。今の会社の経営基盤をもっと強化するためにも、個人的にデザインで出来る解決策の幅を広げるためには必要な一手だと思ったからです。
下記は、先日オリエンテーションに行ってきた後に、有志が開催した懇親会の風景。

ビジネススクール・経営大学院はたくさんあるのですが、なぜグロービスが良いのか?
と聞かれることがありますが、メディア評価や、卒業生の評価が高いことに加え、
目指しているビジョンに共感できたからというのが一番大きいです。
グロービスは、アジアNo.1のビジネススクールを目指していて、
学長の堀 義人さんは、社会にダイナミズムを起こす「創造と変革の志士」を輩出することを経営目標においています。
今の日本のビジネススクールは、100位以内にすら入ってきていません。
これを変えるのは相当なことだと思いますが、日本人として是非がんばってほしい。
そして、自分も将来、創造と変革の志士の1人でありたいという思いからグロービスを選びました。
アジア圏で、現在No1といわれているのは、上海にあるCEIBS
(China European International Business School)。世界ランキングでも8位。
その他のランキングについてはこちら(PDF)。
こんな時代に生まれてきて、ウェブフィールドでビジネスをしているにもかかわらず、
国内マーケットだけを見ていたのではもったいない!しつまらないと思うので、
一生をかけて海外マーケットについても対応できるウェブプロデュース・デザインスキルを
身につけていきたいと思っています。グロービスは、そのための一歩。
英語は平行して学ばないといけないけど・・・・
補足:2009年度日経キャリアマガジンのビジネススクール
学生総合満足度ランキングで、グロービスが見事1位に輝いたそうです。がんばれグロービス。
第1位 グロービス経営大学院 経営研究科 経営専攻:48.4点
第2位 横浜国立大学大学院 国際社会科学研究科 博士課程前期
マネジメント専修コース ファイナンス・アカウンティング専修:48.3点
第3位 法政大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 夜間コース:47.4点
第4位 青山学院大学大学院
国際マネジメント研究科 国際マネジメント専攻:46.5点
第5位 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 ビジネスデザイン専攻:46.4点
第6位 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科
経営・金融専攻 国際経営戦略コース:45.2点
by マインズ at 23:56
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2009-03-07
お菓子造りを通じてできること
IMCを探求する、ケンプチ@前田です。
先日、北海道にあるお菓子メーカー、株式会社柳月のお菓子をいただき、非常に美味しかったため、どのような会社なのだろう・・と思いインターネットで調べたところ、非常に心に残る会社の理念を掲げている会社様だということがわかりました。
少し口コミなどを調べてみると、道内に限らず、全国にファンがいることが分かり、早速個人的にも注文させていただきました。
株式会社柳月の企業理念を一部ご紹介させていただきます。
柳月『五つの誓い』
私たちは、お菓子を通じて、家族の絆を結び、人と人との心を結びます。
1. 私たちは、心を結ぶ団欒(だんらん)をお手伝いします。
2. 私たちは、心を結ぶお菓子をつくり続けます。
3. 私たちは、心を結ぶ、接客・サービスを行います。
4. 私たちは、地域社会と心を結びます。
5. 私たちは、心を結び、幸せを目指します。
お菓子を提供するという価値は、ただ単に美味しいものを・・・ということではなく、
心を結ぶ、団欒をお手伝いするという価値を創造している企業。
マインズとしては、ユーザとクライアントの心を結ぶコミュニケーションの
ありかたを提案できれば素晴らしいことだと思う。
by マインズ at 12:10
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2009-03-03
400年後のプロジェクト
IMCを探求する、ケンプチ@前田です。
今日は雪が降るのでしょうかね。
先日とある建築家から、清水寺の修繕工事は、
約400年後に行われるが、今からその木材を取るための
ケヤキの森づくりが行われているとのこと。
清水寺は、耐用年数が長いケヤキが使われていて、800~1000年くらい
持つらしいのだけど、あと400年後には800年を経過してしまうから
今からケヤキの森を育てないと間に合わないからだとのこと。
プロジェクトを開始しないといけないと提言したり、森の計画を考える人たちと、
途中、森を育てる人たちと、 清水寺を建てる人たちはそれぞれ違う。
恐らく400年というと、6~7世代かけてのプロジェクト。
中長期の経営計画は、中小企業の場合は5~10年程度。
500年後の未来・会社を考えた超長期計画があると、
日々の業務も、今の不況も大きな変化ではないのかもしれない。
by マインズ at 18:54
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2009-01-31
猫と市場と業界
IMCとは・・を探求する、ケンプチ@前田です。
出勤時にいつも見かけるのですが、いつも上から目線な近所の猫。

猫派、犬派?とは良く会話の中でしますが、
最近のペットはCMやらTV、ネットでも本でも引っ張りだこ。
ペット市場の成長率は昔ほどは無いそうですが、統計は
ペットフードやペットショップ系のデータが中心なので、
ペット用ホテルとか、ペット用洋服なども含めるともっと拡大しているのだろうと思う。
マーケティングやプロモーションなどの話をしていると、「市場」とか「業界」とか
の話に必ずなる。なんとなく分かった気になっているのがこの2つで、
議論やブレストをする前提として市場と業界を整えておいた方が、皆の意見もまとまるし
納得のいく結論にたどり着きやすい。
たとえば、
ペット系グッツのプロモーション立案時に
A:ペット市場=ペットフードやペットショップという捕らえ方と、
B:ペット市場=ペットに対しての関連市場という捕らえ方とで
プロモーションは異ってくる。
Aの捕らえ方としていると、ペットフードの業界はPLC(プロダクトライフサイクル)では
成長期というより成熟期に入りつつあって、そうなると市場の寡占化が進みつつある状態。
新しいペット購入者も増えない、やや落ち着いた状態。
その場合のSPの打ち手は、市場拡大とかよりも差別化や低価格路線の
マーケティングプランになる結果、せーするプロモーションも差別化・付加価値の出る
セグメントに大してパフォーマンスの良いもの・・となってくる。
Bの捕らえ方をすると、PLCは成熟市場というセグメントもあるが、一部成長市場も
存在している・・ということになり、マーケティングプランは、場合によっては市場拡大、
シェア拡大などということになって、セールスプロモーション案も戦略目標を実現するための
トライアルだったり、認知拡大だったりする。
こういった話の類は多々ある。
自分たちはどのような市場に向けて商品・サービスを投下しているのか。
社内で議論する場合はフェーズを合わせてから行うようにしたい。
by マインズ at 01:08
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